災害時の口腔ケア

災害時は、断水や避難生活などにより、普段通りの歯みがきや口腔ケアが難しくなることがあります。
しかし、このような時だからこそ、お口を清潔に保つことがとても大切です。
水分不足や口腔ケアが十分にできない状態が続くと、お口の中の細菌が増えやすくなり、むし歯や歯周病などのお口のトラブルにつながることがあります。
特にご高齢の方では、お口の中の細菌が唾液などと一緒に気管へ入ることで、誤嚥性肺炎のリスクにつながることもあります。
水が少ない時の口腔ケア
歯ブラシが使える場合は、少量の水でも歯みがきができます。
歯みがきが難しい場合には、ウェットティッシュやガーゼ、ハンカチなどを指に巻き、歯や歯ぐき、舌などの汚れをやさしく拭き取ることも一つの方法です。
また、避難生活ではお口が乾燥しやすいため、少量の水でお口をうるおす、よく噛む、口を動かすなど、唾液を出すことを意識することも大切です。
防災用品に「口腔ケア用品」を
非常用持ち出し袋には、飲料水や食料品だけでなく、
- 歯ブラシ・歯間ブラシ・デンタルフロス
- 口腔ケア用ウェットティッシュ
- 洗口液
- 保湿ジェル
なども準備しておくと安心です。
最低3日分、可能であれば1週間分を目安に、お口の備えも確認してみましょう。
災害時の口腔ケアは、単に「歯をきれいにする」ためだけではありません。
お口の健康を守ることは、全身の健康を守ることにもつながります。
みやもと歯科では、地域の皆さまが災害時にもお口の健康を守れるよう、これからも歯科医院として情報発信を続けてまいります。
「命を守る備え」に、お口のケアも忘れずに。
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