口腔機能低下症
2024.5.7(火)
ささいな口の衰えを「オーラルフレイル」と呼びますが、進行すると「口腔機能低下症」と呼ばれる疾患になります。
口腔機能が低下すると、次の症状が見られるようになります。
・口の中が汚れる(口腔不潔)
・口の中が乾く(口腔乾燥)
・食べ物が口に残るようになった(咬合力低下)
・滑舌が悪くなった、食べこぼすようになった(舌口唇運動低下)
・薬を飲みにくくなった(低舌圧)
・硬いものが食べにくくなった(咀嚼機能低下)
・食事の時にむせるようになった(嚥下機能低下)
3項目以上に該当する場合は、口腔機能低下症と診断され、歯科での対応が必要となります。保険適用によって歯科治療やトレーニングを受けることができます。
口腔機能低下症を放置しておくと、「摂食嚥下障害」などさらに重い口腔機能障害を引き起こし、全身の健康に関わる問題になってしまうこともあります。
毎日の口腔ケアでしっかりと予防するとともに、気になる症状があれば早めに口腔機能を検査しましょう。
POs-Ca F【ポスカ・エフ】
2024.3.9(土)
かむたびに、カルシウムとフッ素(フッ化物)イオンがお口に広がる 歯科専用ガム POs-Ca F【ポスカ・エフ】
POs-Ca成分と緑茶エキス(フッ素含有)を配合
【POs-Ca成分特徴】
●正式名は、リン酸化オリゴ糖カルシウム。
●むし歯の原因となる酸をつくらない食品素材。
●世界7カ国で特許を取得している、だ液に溶けやすいカルシウム素材。
●北海道産じゃがいも由来のカルシウム食品素材。
●日本が世界に誇る科学研究施設「SPring−8」で実証実験を行なった初めての食品素材。
【緑茶エキス(フッ素含有)の特徴】
●一般の緑茶にはたくさんフッ素がふくまれています。
●緑茶エキスは、ポリフェノールを低減してフッ素がだ液に溶けやすいように工夫された素材です。
POs-Ca F は唾液中のカルシウムイオンの濃度を高め、さらにフッ素(フッ化物)イオン濃度を高め、口腔環境整えるのに効果的です。
お口ポカンや口腔機能低下症の舌のトレーニングにも効果的す。
フッ素
2024.2.1(木)
年末年始にバレンタインと美味しい食べ物を口にする機会が多い時期ですね。
虫歯予防の味方!フッ素についてお伝えしたいと思います。
フッ素とは、栄養素の一種です。
フッ素は、歯磨き剤に入っているだけではなく、自然界では海藻やお茶の葉にも含まれるものです。
そのため、私達は普段から無意識のうちにフッ素を取り込んでいます。
フッ素は、歯や骨が作られるときや、それらを健康に保つために、必要不可欠なもので、虫歯予防のためには、自分達から意識してフッ素を取り入れる必要があります。
【フッ素効果】
①歯を強くする
②歯の再石灰化の促進(とけた部分を修復する効果)
③歯を守る抗菌作用
④細菌の酸産生抑制
定期的にフッ素を導入することで虫歯の抑制につながります