みやもと歯科のブログ

歯医者さんが作ったキシリトールチョコ

2018.2.10(土)

◎チョコなのにむし歯を防ぐ理由
むし歯ができる原因はさまざまですが、大きな原因のひとつに「砂糖」があります。
砂糖がお口の中に残っていると、歯の表面やすき間に住むミュータンス菌が糖質を分解して歯垢(プラーク)を作り出します。

食べ物を食べた後に歯磨きしないでいると、お口の中がねばねばした感じになったことはありませんか?
それはミュータンス菌が生み出したプラークのしわざです。プラークは糖を発酵させてさまざまな酸を作り出し、その酸が歯の表面を溶かしていくのです。

◎大切なのは、「キシリトール100%」
「歯医者さんが作ったチョコレート」は、むし歯の原因である砂糖を使わず、「キシリトール100%」で甘味を出したことが重要なのです。
キシリトールは、お口の中の菌で発酵することがないので酸を作りません。
「歯医者さんが作ったチョコレート」は、「甘味料キシリトール100%」。むし歯予防に効果的です。

◎甘くても歯を強くする天然素材
またキシリトールは、むし歯菌の成長を抑え、歯の再石灰化を進めます。
WHO(世界保健機構)の実験結果も認めるそれらの効果は、むし歯を予防する」だけでなく「歯を強くする」働きを持つもの。
しかも、キシリトールはイチゴやほうれん草などにも含まれる天然の甘味料。甘さは砂糖と同じでもカロリーは砂糖の4分の3。ダイエットにもいいですね!
バレンタインデーにもオススメのチョコです!
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