みやもと歯科のブログ

口腔機能低下症

2022.4.7(木)

口腔機能低下症とは、加齢だけでなく、疾患や障害など様々な要因によって,口腔の機能が複合的に低下している疾患です。
放置しておくと咀嚼障害、摂食嚥下障害となって全身的な健康を損ないます。

高齢者においては、う蝕や歯周病、義歯不適合などの口腔の要因に加えて、加齢や全身疾患によっても口腔機能が低下しやすく、また低栄養や廃用、薬剤の副作用等によっても修飾されて複雑な病態を呈することが多いと言われています。
そのため、個々の高齢者の生活環境や全身状態を見据えて口腔機能を適切に管理する必要があります。

「口腔機能低下」を早期に自覚することで生涯にわたり、食べることを楽しみ、会話に花を咲かせ、笑顔が続く健康長寿を支えます。

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